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世界同時株安はいつ終わるのか?(2ページ目)

2月28日の上海株式市場の急落により世界の株式市場が大きく値下がりしました。そこで今回は”世界同時株安はいつ終わるのか?”について調べてみました。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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世界同時株安は終わったのか?



今回の下落局面が終わるためには、以下の3つが必要だと考えます。
  1. 中国株式市場が、暴落前の水準まで回復する
     
  2. 債券価格が今後も変わりなく推移する
     
  3. 為替が円安に向かう

この3つがそろえば、今回の下落の要因は解消されたと言えるのではないでしょうか?

3/19の状況(グラフは全て年初から3/19までのデータを元に作成)

グラフを見ると、上海総合株価指数は値を戻していますが、香港ハンセン指数はまだ回復していません。債券については前載のグラフにもある通り、特に変化は見られません。為替ではどちらも反発し、現在のところは円安に向かっています。
従って、先程の3つの条件に沿って考えれば、下落が一段落したと判断するにはもう少し様子見が必要ではないでしょうか。ただし、長期的には中国やインドなど新興国の好調な経済成長は現在も続いており、日本についても概ね企業の業績は好調であることから、今回の下落が一時的なものである可能性が高いと考えました。

もちろん、今後の株式市場を行方を正確に予測することは誰にも不可能です。
ただ予想の立て方、考え方の参考にしてもらえるとありがたいです。

参考:その他の株式市場(年初から3/19までのデータ)


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