私が分析するに、勝ち組投資家の共通点は2つあります。
ひとつは「過去に株式投資で失敗していること」です。
もうひとつは「過去に株式投資で成功していること」です。
「失敗すること」は投資の世界に限らず全ての世界で成功する秘訣と言えるのではないでしょうか?問題はその失敗を糧として成功につなげられるかどうかです。
では、株式投資において「失敗」を「成功」にどのようにしてつなげるのでしょうか? ポイントは以下の2つです。
・失敗を分析する
・視野を広げる
1.失敗を分析する
失敗なくして成功はありません。冷静に現状を分析し、次の機会に活かしましょう。 |
問題は失敗したときに、なぜ今回の投資行動が失敗したのかが分かるようにメモをしておくことです。
- 上がると思った銘柄が上がらなかったのにすぐに損切りできなかった…
- 株価が急騰して、調べもせずに飛びついて買ってしまった…
- 監視していたら急騰してしまい結局買えずじまいだった…
失敗したときにメモを取り(出来れば成功したときも)、その後冷静になり、成功したときとどの様な要因が異なるか分析し、成功のパターンを作るのです。
成功しているときほど論理的に行動していることが多く、失敗しているときは主に自己の感情に流されていることが多いのが良く分かるでしょう。
具体的には、
- 売買した日付
- 銘柄
- 売買した数量
- 売買した理由
慣れてくれば少しずつ項目とそれぞれに書き込む情報の量を増やしていけばいいのです。
とにかくまずはメモを取る習慣をつける様にしましょう。メモをどのように活用するか、次のページで詳しくご説明します。