株・株式投資/株式チャートの見方・株価分析の仕方

信用評価損率とは?(3ページ目)

信用評価損率とは、信用取引をおこなっている投資家がどれだけ信用取引を使った取引で損をしているかについてパーセントで表した指標で、株式市場全体が買われ過ぎか、売られ過ぎかを判断するために使います。今日は信用評価損率について見てみましょう。

西村 剛

西村 剛

株式 ガイド

国内運用会社にて中小型株式ファンドマネージャー兼アナリストを経て独立。個人投資家に分かりやすく株式投資を伝授すべく、講演や執筆を行う。最近では統計データを重視したシステムトレードにも注力。

プロフィール詳細執筆記事一覧

最後に


信用評価損率は相場の過熱感を測る物差しとして利用されており、見方は様々ですが、概ねマイナス20%前後で底値圏、マイナス3%前後で天井圏、プラスになると過熱感ありと考えられています。以下のグラフ(2002年~2006年の日経平均株価と信用評価損率の推移)を見ると、完全ではないものの、それぞれのサインが相場の変化を示していたことが伺えます。

信用評価損率
画像をクリックで拡大

信用評価損率の動向を見ながら、投資判断の参考にすると良い指標のひとつと言えるでしょう。

■ガイドのオススメ記事
ローソク足とは?
証券取引所とは?
株主優待は誰がいつもらえるの?
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/10/31まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます