株・株式投資/株式チャートの見方・株価分析の仕方

信用評価損率とは?(2ページ目)

信用評価損率とは、信用取引をおこなっている投資家がどれだけ信用取引を使った取引で損をしているかについてパーセントで表した指標で、株式市場全体が買われ過ぎか、売られ過ぎかを判断するために使います。今日は信用評価損率について見てみましょう。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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信用評価損率の見方


信用評価損率がプラスということは、信用買いのポジションの平均損益がプラスということで、利益確定の売りが出る可能性が高くなりますので株価がそろそろ天井だろうというサインになります。逆に信用評価損率がマイナスの場合は平均損益がマイナスになっているということですので、損切りによる損失確定の売りが出る可能性が高くなり、そのマイナスの度合いが高まるにつれ損切りが増え、売り圧力が軽減していく可能性が高まりますので株価の底打ちサインになります。

次のページでは実際に信用評価損率のグラフを見てみましょう。
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