株・株式投資/株式チャートの見方・株価分析の仕方

RSI(相対力指数)とは?(2ページ目)

先月は移動平均線についてお話ししましたが、今月は株価に過熱感があるかを判断する際に使われることの多い、RSI(相対力指数)についてお話ししたいと思います。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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RSIの見方

一般的には、30%以下が売られ過ぎ、70%以上は買われ過ぎの水準と言われており、30%以下では買いのタイミング、70%以上では売りのタイミングと言われています。
(25%以下が買いのタイミング、75%以上が売りのタイミングと言うこともあります)

RSIは株式相場が保ち合いとなっている時に効力を発揮しますが、出来高をともなったような、大きな株価トレンドの初期段階では有効ではないと言われていますので、損切りラインを設定したり、その他の指数やチャートなどを複数用いるなどして、総合的に判断することが必要となります。

最後に

RSIでは逆行現象と呼ばれる株価とRSIが反対の方向に動く現象が発生することがあります。この逆行現象と呼ばれる現象が30%以下または70%以上の時に発生すると、株価のトレンドが終了することを示唆していると言われています。

また、30%以下または70%以上を越えてきた場面ですぐに投資するのではなく、30%以下(または70%以上)となり、再び、30%(または70%)を超えてくる時に買い(または売り)のタイミングとして利用している投資家もいる様です。
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