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【投資タイミングをつかむ3】 移動平均線って

株価のチャートを見るとき実際の株価以外にも、なにやら株価と関係がありそうな2本の線を見たことがあるでしょう。

執筆者:保畑 公志

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14. 【投資タイミングをつかむ】その3 移動平均線って

こんにちは、ルークです。


さてさて、みなさん「移動平均線」ってご存知ですか?株式投資を本格的にされている方には、必要不可欠なものですよね。知らなかった人は、今回のこのコラムをきっかけにしてぜひ覚えてください。投資タイミングをつかむいい材料になるはずですから。


では、簡単に「移動平均線」の説明をしましょうか。みなさんが、株価のチャートを見るとき実際の株価以外にも、なにやら株価と関係がありそうな2本の線を見たことがあるでしょう。右の図を見てください。この図でいう赤と緑の線がそれです。


きちんと言葉で解説すると、移動平均線とは、一定期間の株価の平均値を毎日計算し、それをグラフに描いた物です。この場のまんま、平均値が移動していくことから、移動平均線と呼ばれています。どの程度の期間を取るかによって、13週移動平均線、25週移動平均線などと呼ばれています。


このうち、
・株価の目先の動きを読む上で利用されるのが6日線や10日線、
・短期(1ヶ月程度)の尺度として利用されるのが25日線や30日線、6週線、
・中期(半年~1年程度)の尺度として利用されるのが90日線や13週線、
・長期(1年以上)の尺度として利用されるのが180日線、200日線、26週線

です。

チャート・ブックなどでは、日足の場合は6日移動平均線と25日移動平均線、週足の場合は13週移動平均線と26週移動平均線が使われることが多いです。Yahooファイナンスでも13週線と26週線が使われています。


株価が移動平均線と同じような動きをすれば、平均的な動きをしているということになります。逆に、株価は移動平均線から離れれば離れるほど、過去の平均的な動きと異なった動きをしているということになります。特別な材料が出てくれば当然過去の動きとは違ってきますが、それほどの材料もないのに、株価が移動平均線から離れていくということは、株価が行き過ぎている、と判断できます。

このため、株価は本来の正常な価格(移動平均線近辺)まで戻ろうという動きを強めます。


では、このチャートを見てください。短期の25日線(緑の線)はほぼ株価と同じような動きをしています。そして、現在、緑の線は株価よりも上に来ていますよね。ということは、株価は上に上がってくるという可能性が高いわけです。

参考までにですが、Lycos マネーは、移動平均線の長さなどを選べる機能がついているので、使いやすいですよ。

それともう1つ。今回、例として使わせていただいた銘柄。今ルークが注目している銘柄です。

以上、ルークでした。
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