DS関連売上拡大期
5万円まで行くか?任天堂 |
直近の販売状況
今まで至上最速で1億台を販売したソニーのPS2(プレイステーション2)は、5年9ヶ月で大台を達成しました。そのPS2をはるかに凌ぐペースでDSは売れており、しかもハードとソフトの両方を供給していますので、業績へのインパクトは非常に大きいものがあります。Wiiの販売も上乗せ
このDSと同様のコンセプトのWiiが、米国を皮切りに日本で12月2日、欧州で12月8日から発売が開始されました。ソニーのPS3が生産立ち遅れで苦戦を強いられる中、当社のWiiは12月初旬段階で100万台を超えてきました。年内400万台、2007年3月末までに600万台の目標に向けて好スタートを切りました。簡単で誰にでも楽しめるというコンセプトは、携帯型と据え置き型の違いはあってもDSと同様に新たな人口を作り上げていくと考えられます。ドラクエも加わり普及に拍車
さらに、スクウェアエニックスの人気ゲームソフトドラゴンクエスト9が任天堂DS向けソフトとして今年発売されます。このドラゴンクエストは、シリーズで累計4,100万本、前作のドラゴンクエスト8は全世界で460万本を売り上げています。次作のドラゴンクエスト9はニンテンドーDSを持っていないとプレイできないわけですから、ハードの普及がますます進むと思われます。ゲームというのは、やりたいソフト(ゲーム)が存在するからハード(機器)を買うわけですから、ドラゴンクエストが任天堂にファミコン以来の復活となったことは大きなインパクトとなります。株価5万円を目指すのではないか?
株価は1月22日31,500円で、今期会社予想PER33倍です。投資単位は100株単位で320万円以上かかりますが、ミニ株を使えば約30万円ちょっと、S株やプチ株を使えば3万円強で投資が可能です。(この方法については後日改めてお伝えできると思います)
上昇トレンド継続中で年初来高値を更新してきていますので、買いずらいと思われる方も多いと思います。しかし、今期も上方修正余地が大きく、DSとWiiの両輪、しかもハードとソフト両方で大きく成長していくと考えられるため、任天堂の株価は1990年の上場来高値34,300円抜いてくると判断しています。さらに5万円を目指した展開を弊社では想定しています。この記事を読まれた方はぜひ少しでも参戦して見てはいかがでしょう?
関連記事
>任天堂VSソニー。株ならどっちが買い?(All About株)
クリスマス商戦真っ只中の今、任天堂のゲーム機(WiiとDS)の強さが報じら
れています。プレステ3(PS3)とも比較するなど前回と少し視点を変えて今
話題の任天堂について第二弾!
>Wiiの発売好調で再度注目される任天堂(All About株)
任天堂DSの世界的ヒットに続いて12月2日に発売されたWiiも好調で、品不足
が続く任天堂ゲーム機の現状をまず携帯型ゲーム機DSから。