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確定申告 特定口座と一般口座の違いは?(2ページ目)

株式譲渡税の確定申告時期です。かなり複雑となっております。状況に応じて申告する方が得であったり申告しなくても大丈夫であったりします。

藤村 哲也

執筆者:藤村 哲也

株式ガイド

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一般口座について

一般口座を利用
一般口座を利用
【口座の選択によって申告の方法が異なる】<一般口座>
申告の際は1年間の取引記録を自分で計算します。短期売買が多いと計算が大変かもしれません。面倒だと思う方は特定口座を選択したほうがよいでしょう。

初心者シミュレーションでは『特定口座・源泉徴収あり』で資産運用を行っています。中長期での投資で何度も売却するわけではないので、こちらを選んでおけば申告で悩む必要はありません。

税金がかかるのは株を売却して利益が出たときです。仮に損失が出たとしたら税金は0となりますし、保有している間に資産がどんどん増えていっても、売却しない限りは税を取られることはありません。

税金で頭を悩ませるより、成長銘柄に少しでも投資して資産を増やすことに専念したほうがずっと楽しいですね。

損が出た場合はどうする?

損が出た場合は繰越
損が出た場合は繰越
・譲渡損失の繰越控除
1年間の取引で損失を出し、翌年の取引で利益が出た場合、通常であれば出た利益そのままが課税対象になります。しかし、この損失を(源泉徴収ありの人も)確定申告すると、翌年の利益と相殺することができます。

例)去年の損失が100万円、今年の利益が400万円だった場合
・申告しなければ今年の利益400万円に対して税金がかかります。
・申告すると去年との相殺で400万-100万円となり、課税対象を300万円にすることができます。

損失の申告をすると最大3年間繰越ができますので、覚えておくと便利です。

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