燃油サーチャージ:4月からはもっとお得に!?
燃油サーチャージ:4月からはもっとお得に!? |
国際線の普通運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(サーチャージ)の大幅な上昇が、これまでの海外旅行の足かせとなっていました。
燃油サーチャージについて
原油の高騰に伴って、航空会社の企業努力で吸収しきれない燃油価格の一部を、乗客が負担する追加運賃のこと。
燃油サーチャージ額は、原則として四半期ごとに見直しとなっており、3ヶ月間固定です。
改訂基準となる燃油価格は、改定時点での直近3ヶ月間のシンガポールケロシン市況価格の平均を用います。
⇒原油の価格下落を受け、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は、1月から燃油サーチャージの引き下げを決定しております。
2009年4-6月の燃油サーチャージ代は、今11-1月のシンガポールケロシン市況価格によって決まる予定です。
現在(2/10)の1バレル当たりの価格は40ドル前後で推移しており、かなりの割安価格に改定される可能性があります。さらに7-9月は値下がりしましょう。つまり2009年は期を追うごとに燃油サーチャージ料金が値下がりしていく公算が非常に高まっております。
1-3月分のサーチャージ代金が決まった際の1バレル当たりの価格は115.92ドルでしたから、いかに今後価格が下落しているかが分かります。