●我が家の交際記録帖
独身の時にはさほど気にしていなかったお付き合い。結婚して独立すると、今まで親に任せていた親戚とのお付き合いや、甥や姪のお祝い事など何かと多くて最初は戸惑います。忘れたり勘違いなどで、冷や汗をかくことも考えられます。
その対策として、親・兄弟・甥・姪を一覧表にして管理してはいかがでしょうか。縦軸に向こう30年程度、横軸にお祝いをしたい人の名前をいれます。そして各人の節目の祝いを記入します。そうすると、例えば5年後に「入学祝と成人式と還暦がある」といったことがわかります。そのために何を準備したらいいか前もって考えることができるわけです。
実際にお祝いをした後、その内容を下段に記入しておけば、我が家の交際記録ができますし、お祝いの金額も管理できます。
甥(姪)が誕生したと想定すると、最低限でも次のようなお祝いが考えられます。
0年目~1年目 誕生祝と初節句
6年目 小学校入学祝
12年目 中学校入学祝
15年目 高校入学祝
17年目 大学入学祝い
19年目 成人祝い
○○年目 就職祝
一方両親の方はといえば、
還暦、 定年退職祝い、 古希、 喜寿、 米寿
などが考えられます。
●定期積金の利用
兄弟が多い人は、甥と姪の総数が10人を超えることもありえます。そうなると、よほど濃いお付き合いをしていない限り失念することも考えられますね。また数人のお祝いが重なり、かなりの出費を覚悟しなければならない年もあるでしょう。こうなると前もってお祝い金を準備しておかないと対応できません。
連続記事→自分でできる資産管理(その1)