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■大口定期の約3倍
■死に様がリスクに
東京海上火災保険が、50万円でも大口定期預金の利回りを超える一時払いの傷害保険6年物を発売しました。ペットネーム=スーパーV(ファイブ)。期間=6年がポイントです。
これまでスーパーV(ファイブ)には3年物、5年物があり、満期返戻金が払込保険料より少ない保険商品でした。これに死亡保障等を少なくすることで、大口定期預金を上回る年平均利回りを確保した6年物(死亡・後遺傷害のみ保障タイプ)が加わりました。
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スーパー(ファイブ)保険期間6年
(死亡・後遺傷害のみ補償コース)
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(平成14年5月1日~30日の契約)
一時払い保険料 50万円以上10万円単位
期間 6年
満期返戻金 契約月により変動する。
平成14年5月1日~6月30日までは
509,990円(50万円の場合)
1,019,990円(100万円の場合)
年平均利回り 0.3998%
交通傷害 保険料50万円の場合255万円
(死亡・後遺傷害保険金額)
その他の傷害 保険料50万円の場合127.5万円
(死亡・後遺傷害保険金額)
【注】
・年齢及び性別に関係なく保険料/保険金額は一律。
・職業/職種によって保険料/保険金額は変動する。
・職種級別1級の満期返戻金の例である。
・死亡・後遺傷害のみ保障タイプ
■大口定期の約3倍
東京三菱銀行の大口定期預金(1000万円以上)6年物の金利は0.15%(平成14年5月27日現在)。利息には税金が20%かかりますので、税引き後では0.12%になります。
一方スーパーVは保険商品なので、満期返戻金と払込保険料の差額が一時所得として課税対象になり、他の一時所得とあわせて1年間50万円以下の場合は非課税です。その場合、0.3998%の利回り――大口定期預金の約3倍――が確保できます(平成14年5月~6月販売分)。
毎月満期返戻金額が変動するので、契約する前に満期返戻金額のチェックをしなければならないという面倒さはありますが、魅力的な金融商品といえます。