へそくり額 20代は約147万円、50代は約402万円
あなたは「へそくり」を持っていますか? 損保ジャパンDIY生命が行なった「サラリーマン世帯の主婦500名に聞く「2005年冬のボーナスと家計の実態調査」」(対象:20~50代の各年代毎に125名)によると、「夫に内緒にしている資産(へそくりや結婚前に持ってきたお金)なんてナイ!」というおっとり主婦は54.4%。ということは、半分弱の主婦は資産を持っている! 一体どのくらい持っているのでしょうか。一番多いのは100~200万円未満で全体の25%。次いで1~50万円未満が16.7%、200~300万円未満が15.8%と続きます。興味深いのはへそくりの額です。20代の平均額は約147万円、それに対し50代は3倍近い約402万円と、主婦のキャリアを感じさせる数字になっています。単純に計算すると、30代からは毎年8万円強のへそくりをしていることになります。これなら「私にもできる」って気がしませんか?
<夫に内緒にしている妻の資産はいくら?> |
「サラリーマン世帯の主婦500人に聞く「2005年冬のボーナスと家計の実態調査」」(損保ジャパンDIY生命)を参考に作成 |
この調査を受けて、リビング熊本(熊本リビング新聞社発行)が主婦にアンケート調査を実施しました。結果は、DIY生命の調査よりちょっぴり多い約60%の主婦がへそくりを持っており、へそくり額500万円という50代の主婦もいました(リビング熊本2006年2月4日号)。平成9年に栃木銀行「とちぎん調査隊」が行なったアンケート調査「とちぎのへそくり事情」によると、20・30代女性の60%弱、40・50代女性の47%前後がへそくりをしています。以上から45~60%程度の女性がへそくり実行中、と考えてよさそうです。
<あなたはへそくりをしていますか?> |
栃木銀行「とちぎん調査隊」が行なったアンケート調査「とちぎのへそくり事情」(平成9年実施)より抜粋 |
『トリビアの種No.045』「へそくりに関するアンケート調査」(対象:日本の47都道府県それぞれ60軒の家庭(合計2820軒))では、へそくりの平均額は約17万円。また「とちぎのへそくり事情」では、へそくりの最高額は、なななんと50代主婦の2000万円! すごい! これはもはや「へそくり」ではなく「資産」です。