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20・30代主婦のへそくり 200万円未満が70%

損保ジャパンDIY生命保険(株)のアンケート調査(2007年夏)によると、へそくりを持つ主婦は45.2%で平均額は267.9万円。へそくりの原資は、なんと自分で働いたお金でした。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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主婦の半数は約270万円のへそくりを持っている

世代別へそくりの平均額
損保ジャパンDIY生命保険(株)がサラリーマン世帯の主婦500人を対象に行った「2007年夏のボーナスと家計の実態調査」(2007年6月15日~18日)によると、夫に内緒の資産を持つ主婦は45.2%で、平均額は267.9万円でした。

同社が2006年12月に行ったアンケート調査では、へそくりを持つ主婦は49%、平均額306.3万円。また2005年冬のアンケート調査によると、へそくりの平均額は241.3万円でした。これらのアンケートから「主婦の半数近くが250~300万円程度のへそくりを持っている」のは確かなようです。へそくりをしているのは30代が一番多く、50代、40代、20代と続きます。


20・30代の約70%は200万円未満

へそくりの額は世代が上がるにしたがって多くなるのは当然(?)で、20代・30代では200万円未満の人が約70%に対し、40代では40%と減少し、200万円~500万円未満の人が約50%に上ります。50代では200万円未満の人は30%程度と少なく、500万円以上の人が約40%もいます。いざという時のため、はたまた楽しい老後のために準備を着々と進めている姿が浮かび上がりました。また、「へそくりが1000万円以上」という凄腕主婦は、20代で3.9%、30代4.8%、40代5.5%と僅かですが、50代では19%もいます。恐れ入りました! 
<世代別へそくりの額>
世代別へそくりの金額
損保ジャパンDIY生命保険(株)「2007年夏のボーナスと家計の実態調査」(2007年6月15日~18日)を基に作成した。


へそくりの額は世帯年収も大きく影響します。全体ではへそくり200万円未満が一番多く、年収600万円未満の世帯では約74%、600~800万円未満の世帯では62%、800~1000万円未満の世帯で48%です。世帯年収が1000万円以上になるとへそくり額はグ~ンとアップし、へそくり額500万円以上が40%(500~700万円未満、1000万円以上がそれぞれ20%)にも上ります。ちなみにへそくり最高額は3000万円でした。
<世帯年収別へそくりの額>
世帯年収別へそくりの額
損保ジャパンDIY生命保険(株)「2007年夏のボーナスと家計の実態調査」(2007年6月15日~18日)を基に作成した。


へそくりの原資はトップは意外なことに>>>>>>
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