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ホント?持ち株数が71.2株になった?(2)(2ページ目)

今回は、前回の記事の続きになります。単元株数に満たない株数を保有している場合、どうやって売ればいいのでしょうか?そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ記事をご覧ください!

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

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手数料が高いのが一番のネック

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手数料をまかなうくらい株価が上がるには、時間がかかるかもしれない。
ネット証券の場合、手数料の安さが「ウリ」ですが、実はコールセンターを通すと、手数料がかなりアップしてしまいます。ネット証券は投資家が自分で注文を出すことで、その分料金を抑えているので、コールセンターを利用すれば料金が高くなるのは仕方ないといえば仕方ないのですが、普段の手数料が安いだけに、この高さには少々驚きました。

マネックス証券の場合は、最低でも4,200円、イートレード証券では2,100円、松井証券では約定代金×1.05%(最低手数料はありません)です。ということは、コールセンターを通して売る場合は、この手数料をカバーするくらいに株価が上昇していなければ、手数料でマイナスになってしまうのです。

タイムロスがあることに注意

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1秒たりとも無駄にできない短期売買では、やはりパソコンからの注文がベストか?
電話で注文を出すということは、それなりの時間がかかります。もちろんその間、株価は変動しているので、「今、売る!」という一瞬のタイミングを逃してしまう可能性が高いのです。つまり、パソコンでクリック1つで注文を出すようなスピードはないと考えられます。ということは、超短期売買には向かず、長期保有で「そろそろ売ってもいいかな」という投資家向けの注文方法になります。

そもそも短期売買トレーダーがネット証券を利用するワケは、リアルタイムで株価をチェックでき、さらに瞬時に注文が出せるからです。つまりは、ネット証券の最大のメリットをうまく活用して、プラス利益を出しているという形になります。

しかしながら、もしかしたらコールセンターを利用する機会があるかもしれません。そんなときには、このような点に注意しておくといいですね。

【関連リンク】
ホント?持ち株数が71.2株になった?(1)(All About デイトレード・スイングトレード)
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