「お金」って何?からはじめよう!
カリスマ主婦と呼ばれる山本有花さん。子供の話になると「ママの顔」になるのが印象的だった。 |
山本:もちろん、子供にお金の話しをしたり、教えたりすることはとっても大切なことです。それに子供への「お金」の教育がスタートするのは、早ければ早いほどいいと思っているんです。といっても幼稚園から株取引をするということではなく、最初は「お金」って何?ということからですよね。
ガイド:子供にとって「お金」って、お菓子が買えるとか、そういうところから入りますよね。買い物に一緒に行くと、必ずお菓子コーナーに行って、一生懸命に選んでいる。私なんかは、「1個ね」と言っているんですが、金額は決めてないんです。だから50円の駄菓子1個のときはいいんですけど、980円のお菓子ボックス1個を抱えてくるときもある(笑)。そんなときは個数と金額の両方を決める必要性に迫られます。
山本:金額を理解するのは年齢によっても違うし、もちろんその子その子で違いますよね。でも、ここで大切なのは「お金と物が交換できる」という感覚を養うことだと思うんです。今は物々交換の時代ではないので、お金は生きていくためにはとても大切なものだから、じゅあどうやって手に入れるのかとか、どうやって殖やすのかということを、じょじょに教えていくことが、親としての義務だと考えています。
「お金」って何?からはじめよう!
ガイド:ということは、子供に教える立場にある親も、お金についてある程度の知識や感覚が必要になりますよね。山本:もちろんです。子は親の背中を見て育ちますから、たとえば親が浪費家であればおそらく子供もそうなります。だって、親が色々なものを買っている姿をしっかり見ているんですから、それが正しいと思っちゃいますよね。
ガイド:逆に倹約家の場合は、子供もそうなりますよね。ものすごいケチになったりしたら、ちょっとかわいそうな気もしますけど。
山本:だから、親がどうやってお金を使っているのかがポイントなんです。使うべきところで潔く使い、使う必要がないとことでは無駄に使わないということです。
生活の中でできる「お金」の教育について話は続きます。次のページをどうぞ。