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証券会社をかしこく使い分ける!

今回の記事は、これまで行ってきたアンケートの結果報告です。みなさんは、一体何社の口座を開いているのでしょうか。そして2ページ目では、配当や優待についての報告。どんな結果になったのでしょうか。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

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証券口座はいくつ持っている?

「証券会社を選ぶ時代」から「証券会社をかしこく選ぶ時代」になりました。ポイントは、もちろん「かしこく」です。この「かしこく」というのは、ユーザーが自分自身を軸にしているということ。手数料やサービス、それに使いかってを重要視して、自分の都合にあった証券会社を選ぶということです。

私は、意外と使いかっては重要だと考えているので、最初の口座を開いた証券会社をずっと利用しています。基礎が固まっていない状態で手探りで株を買ったりしていたときの口座なので、なんとなく「同士」みたいな感じがするのかもしれません。その後他の証券会社の口座も開きましたが、今のところメインで使うのは1社です。それがどこかは、「私の波乱万丈!株回想録。2 【証券口座開設編】」を見てくださいね。

以前行ったアンケートの結果をみると、複数の証券会社の口座を開いている割合が高いことがわかりました。下が結果です。
画像の代替テキスト
2006年10負月25日~2006年11月23日まで行ったアンケート。
ご協力ありがとうございました!

実に45%もの方が4社以上の口座を持っています。メイン会社は1社としても、他の証券会社にも何らかの魅力を感じて口座を開いたのだと思います。その理由の1つは、やはり手数料でしょうか。

手数料はもっと安くなるかもしれない

証券会社によっては、手数料がゼロ円なんてこともあります。たとえば松井証券の場合は、約定代金合計が10万円までであれば手数料が無料になっています。

そこで気になるのが、10万円以下で買える銘柄ですね。ではどうやって探すのか。それはスクリーニングを使えばあっという間に出てきます。

私がメインで使っている証券会社でスクリーニングをしたところ、投資額が10万円以下と指定すると、100社以上がヒットしました。たとえば、キャンドゥ(2698)。12月17日の時点で株価が97,800円、そして1株単位で買うことができます。他にも、株価が3桁で単元株数が100株の銘柄で、最小単位での取引であれば投資額は10万円以下になります。

このような銘柄を松井証券で売買すれば手数料はかからないことになります。だた気をつけなければならないのは、1日の約定金額が10万円以下という点です。もしデイトレードをしてしまうと、約定代金が10万円を超えてしまう可能性が高いので、そうなると手数料が発生してしまうのです。

しかも最小単位での売買となると、買う株数の少ないので、その分儲けも少なくなります。納得できる利益が出るまでには、時間がかかるかもしれませんね。

証券会社を選ぶ基準は人それぞれです。手数料を重視する人もいれば、サービスの充実度や情報量に重きを置く人もいるでしょう。その結果、いいとこ取りをして複数の証券口座を持つのだと考えられます。かしこい投資家になるためには、各証券会社のウリを上手に利用するのが一番かもしれません。

さて、次のページではもう1つのアンケート報告をしようと思います。早速見ていきましょう!
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