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「ローソク足」の正しい読み方

ローソク足に関しては、いまさら聞けないよ~という人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は『「ローソク足の」正しい読み方』と題して、基本中の基本を復習してしまいましょう。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

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ローソク足の見方を知ろう

株を買うときに必ず見るもの、それがチャートです。短期売買であれば絶対に見るし、長期であってもチェックするのではないでしょうか。そんなチャートですが、実はあるものが集まって形成されているのです。それが「ローソク足」。

ローソク足というのは、ある一定の期間での株価の始値、高値、安値、終値を表しています。この4つの値を「四本値」といいって、ローソク足を見ればすぐにわかるようになっています。
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白い方が「陽線」。黒い方が「陰線」。この2つは、始値と終値がさかさまになっている。

それから、始値と終値でどちらか高かったかもわかるのがローソク足の特徴の1つ。白色で表わしてあれば、終値の方が始値よりも高かったことを示して、「陽線」と呼ばれています。一方黒、場合によっては青で表現されていたら、終値の方が始値よりも安かったことを示し、こちらは「陰線」です。

同じ銘柄なのに、違うチャート

ローソク足は一定の期間の株価の動きを表していると書きましたが、その期間というのは1日、1週間、1ヵ月が一般的です。1日のものを「日足」、1週間のものを「週足」、1ヵ月のものを「月足」といいます。まれに1年単位のもの、つまり「年足」も見ることがありますが、ほとんどの場合は日足や週足を使います。

日足を使って描いたチャートを「日足チャート」、週足を「週足チャート」、同じく月足を「月足チャート」と読んでいます。

下のチャートは同じ銘柄のもの。それぞれ日足と週足です。見ての通り、何足を使うかによって全く形が違いますよね。
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こちらはソニーの日足チャート。毎日の株価の動きをチェックできる。その反面期間は短く、6ヶ月。チャートはマネックス証券サイトより。



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ソニーの週足チャート。株価の動きは大まかだが、見られる期間が長く約2年。こちらもマネックス証券サイトより。


次のページでは、1つのローソク足に着目して、その内部を探ってみましょう。

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