禁煙とロスカット
禁煙とロスカットには共通点がある。メンタル面が強い人は、禁煙もロスカットも簡単(?) |
それは火をつけないことです。ライターをカチっとしなければいい。たったそれだけ。
ロスカットも同じで、ストップを置いたら、それをはずさなければいい。たったそれだけで簡単に、しかも自動的にロスカットができてしまうのです。しかし先ほども書いたようにストップに近づくと、はずしたくなり、ついつい…。これはせっかく3日間禁煙していたのに、ちょっとした飲み会でついついカチっとしてしまったのと同じです。
また明日から禁煙をすると宣言をする人もいますが、ロスカットでもこのようなことがあります。明日のトレードからはちゃんとロスカットしますと。では今のポジションはどうするのかといえば、これはこれでそのまま放置。しかし、これではだめだと南緒さんは言います。
ロスカットをすると決めたら、その時点ですぐに行動をすることが大切です。明日になったら、今年中はこのままとか、そういった言い訳はいっさい通用しないのです。
ロスカットの練習をしよう
ロスカットができるようになるには、練習をすることが必要です。その方法はいたって簡単。自分が上がると思ったとこで買って、逆に自分が下がると思ったとこで売る。そして必ずストップとリミット(利益確定)を入れます。この幅ですが、初心者であれば5Pipsくらいがいいと南緒さんはいいます。そしてこれを1日に5回、5日間行います。そうするとトータルで25回トレードをすることになりますが、金額が減っていないことに気づくのではないでしょうか。あれほどロスカットをしたのに、減ってない…。となれば、ロスカットの重要性・意義を理解できたことになるのです。
ただし、中にはスタート時よりもお金が減ってしまう人もいます。全員がパーフェクトに儲かるということはありません。しかし、しっかりとロスカットをしておけば大きなダメージを受けるのは避けることができるのです。
身をもってロスカットの重要性を知ることができれば、ロスカットが当たり前となり、躊躇もなくなります。今の南緒さんもそう。ロスカットに全く迷いはないそうです。その結果、市場撤退となるような大きなダメージもなく資産を守ることができているのです。
今回はロスカットの焦点を当てましたが、南緒さんの「FX革命!」には南緒さんがトレードを始めたきっかけから始まり、見ているチャート、具体的な手法などが掲載されています。さらには南緒さん独自の考え方もふんだんに盛り込まれています。興味のある方は手にとってみてはいかがでしょう。
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