2つ以上の値段を結ぶことでトレンドラインを引く

トレンドラインの引き方は簡単です。2つ以上の値段を、線で結べば良いのです。

上昇トレンドの時には、安値と安値を結ぶことによって、サポートライン(下値支持線)を描くことができ、下降トレンドの時には、高値と高値を結ぶことによって、レジスタンスライン(上値抵抗線)を描くことができます。

上昇トレンドの最中、実際の為替レートがサポートラインを割り込んできた場合は、そこで下降トレンドに転換することを意味するので、上昇トレンドのなかで外貨の買い持ちを続けていた場合には、そこで一旦手仕舞い、利益を確定させるようにします。あるいは、全くポジションを持っていなかったとしたら、サポートラインを割り込んだところで外貨を売り建てるという手もあります。

一方、下降トレンドの時は、高値と高値を結んだレジスタンスラインを上抜けてきた時点で、上昇トレンドに転じる可能性が高まります。下降トレンドの中で外貨を売り建てていた時には、一旦手仕舞って利益を確定させるか、全くポジションを持っていない場合には、レジスタンスラインを上抜けていたところで、新規に外貨を買い持ちにするという手があります。

結べる値段は多いほど良い

トレンドラインは2つ以上の値段を結ぶことによって描けますが、この「2つ以上」というのがミソで、本当は、できるだけ多くの値段を結べた方が、シグナルとしての確度が高まります。

たとえば上昇トレンドのなかで、安値と安値を結んだサポートラインを描いた場合、2つの値段を結んで描いたサポートラインに比べ、3つ、4つ、あるいは5つの値段を結ぶことのできるサポートラインの方が、より多くの値段をサポートしているという意味で、より有効であると考えられるからです。

またトレンドラインには、「これを結ぶのが正しい」という決まりはありません。したがって、描く人によって結ぶラインが違うのが普通です。その意味では、極めて主観的な判断材料と言えるでしょう。

実際に、チャート上にトレンドラインを描く場合は、とにかくさまざまなラインを引いてみることが大切です。そうすることによって、どのラインに沿って実際の為替レートが動いているのかが見えてきます。躊躇せず、どんどんトレンドラインを引いてみましょう。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。