夫婦が離婚する場合の年金分割については、義務付けるものではなく、また自動的に2分割するのではありません。当事者が家庭裁判所など公的な手続きを経て合意して分割を決めた場合に限るという意見が多かったようです。また、夫婦ともが厚生年金に加入している場合も、2人の年金を合算して改めて分割するというものです。
離婚は、何もわが国特有の問題ではありません。
今回の「女性と年金検討会」でまとめられた内容は、公的年金制度のある諸外国の中では、ドイツやスウェーデンで導入されている「離婚の際に取り決めをすることで年金権を分与することが認められる」方式に類似しています。
さて、制度見直しの具体策については、今後の検討会での審議にゆだねるとして…、年金が少なくて、老後の経済的自立が不可能になってしまう現在の制度に、メスが入ることは評価できますね。あらあら、「万一離婚したら…」のClose upを書いていたので、つい「結婚はリスクだよ!」調になってしまいましたね。あくまで「結婚はバラ色!」ですし、「とも白髪まで、末永く仲良く…」の世界ですからね。←これ、これから結婚する人へのメッセージ♪◆関連リンク
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