夫婦二人の老後生活を支える年金が、離婚してもなおそれぞれの生活を支えるものとなるよう、離婚時に年金分割が可能となるような仕組みを講じる方向で検討を続けていくことが適当であるとまとめられています。
遺族年金制度
年金が個人単位で支給されるようになると遺族年金は廃止ということになりますが、高齢の遺族配偶者に対する所得保障の必要性を考えると、遺族年金を基本的に維持することとしつつ、次に掲げる論点等について、その見直しに向けて綿密に議論していくことが必要であるとまとめています。
今後検討する論点としては
★支給要件における男女差…今後男女差を見直していく方向で考えることが適当
★☆共働き世帯と片働き世帯との間の給付と負担の均衡の観点
☆自ら働いて保険料を納付したことができるだけ給付額に反映されるようにうするという観点
☆若齢遺族配偶者に対する遺族厚生年金の水準
★離婚時の年金分割と遺族年金の関係…両制度の間の整合性の観点からの配慮
◆関連リンク
あなたの年金額をシミュレーション
あなたのギモンに回答!「国民年金基金」をもっと詳しく
世代別の人気年金プランはコチラ