厚生労働省は、次期年金制度改革案の骨子に、保険料は計画のまま固定して、出生率や寿命の影響で計画とのブレが生じた場合は年金水準を下げて調整する新方式を導入する意向をまとめています。
これは、1999年よりスウェーデンで導入されている年金制度を参考にした新しい方式です。
働いている現役世代の負担は長期的に確定するため、5年ごとに引上げられている現在の方式よりは若年層に受け入れられやすいものになりますが、一方で年金水準が不安定になるリスクがあり、すでに年金を受給している世代の年金も引き下げの対象とするかどうか等、新たな不安要素を作り出すことにもなります。
いずれにせよ、公的年金制度の動向のカギをにぎっているのは、「人口ピラミッド」であることは確かなのです。
私事で恐縮ですが、私の場合は、これらのグラフを見て自然に体が動きました。
皆さまは、いかがでしょうか?
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