さて、付加保険料を払えば、どれぐらい年金が増えるのでしょうか?前のページでもお話しましたように、付加年金は物価スライドしません。計算式は、次のものです。
付加年金の年金額=200円×付加保険料納付月数
例えば、3年間(36ヶ月)だと、付加保険料として400円×36ヶ月=1万4400円払い込んだことになりますね。そして将来付加年金としてもらえるのは、年額で200円×36ヶ月=7200円になります。
★総払込保険料…1万4400円
★付加年金…7200円
つまり、2年間付加年金を受給すると、3年目以降は払い込んだ保険料以上の年金が受給できる計算になります。10年間付加年金をもらうと、計7200円×10年=7万2000円、20年だと7200円×20年で14万4000円となり、総払込保険料の10倍にもなります。
上記のように、付加保険料は2年間付加年金を受給すれば元が取れるわけですから、「断然お得!!」というイメージを描かれる方もおられることと思います。
確かに、国民年金の保険料以外に新たな保険料等を拠出して、何かを始めるには家計収支の余裕がない場合は、付加保険料の月額400円なら悪くはないでしょう。
しかし、最高40年間付加保険料を納めても老齢基礎年金+付加年金で90万200円の年金(月額7万5016円)です。付加保険料を納付するか国民年金基金にするかは選択ですし、確定拠出年金個人型あるいはで自分で運用を勉強して投資してみる等の方法もあります。
ハッピー・リタイアメントへの道は、ご自分でじっくり考えてみてくださいね。
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