年金

どうする?この世代間格差を!

2004年年金改革関連法案にもとづく世代別の年金給付水準の試算が発表され、厚生年金モデル世帯の場合、国民年金(個人)の場合で、世代間格差がくっきり出ました。さぁ、どうしますか!?

執筆者:All About 編集部

  • Comment Page Icon
文章:石津 史子(All About「年金」旧ガイド)

2004年の年金改革関連法案に基づいて、厚生労働省が保険料負担額と年金受給額を各世代で試算した結果が公表されました。
 

これによると、すでに年金受給世代である昭和10年生まれ(2005年に70歳)は、厚生年金のモデル世帯の場合には、生涯で負担した厚生年金険料額の4.1倍の年金を受給できるのに対し、昭和30年生まれ(同50歳)の場合は1.6倍、昭和50年生まれ(同30歳)では1.2倍…となります。

と、さらっと言ってしまえば、これでおしまい。

これまでの国の施策について文句を言ったところで、批判したところで、全世代に関わる損得問題ですから、すぐにやり直しが聞くわけでもないのです。

20歳台から年金とつきあってきて思うのは、その時の年金制度を十分理解することは大切ですが、そこで落胆して留まっていては「老後への不安」は解消されることはないということ。

「わかった。では、お先に失礼!」こんな気持ちで、将来を見据えたしっかりした行動がとれるならば、公的年金のジリ貧問題は、行動した勇気と時間が味方して個人レベルでの解決が図れるはずなのです。焦らず、無理せず、合理的に人生をトータルで考えれば、じっくり、のんびり、長期スタンスの行動が始められるのではありませんか!?
◆関連リンク
あなたの年金額をシミュレーション
あなたのギモンに回答!「国民年金基金」をもっと詳しく
世代別の人気年金プランはコチラ
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/12/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます