年金

どこが違うの?国民年金保険料の未納と未加入? 未納と未加入、どっちがどっち!?(2ページ目)

国民年金の適用は、制度発足以来二転三転してきかたら、複雑で理解しにくいのは事実。自分の場合を振り返り、きちんと整理するいい機会かもしれません♪

執筆者:All About 編集部

  • Comment Page Icon
次の表をご覧ください。
国民年金が誕生した昭和36年(1961年)4月以降の期間について、国民年金の適用を表にしてみました。
 


この表中の任意加入の期間は、国民年金の保険料を払って加入できるけれど、強制加入ではないから加入しなくても未納期間にはならため、未納と区別するために未加入期間とされています。

この期間について、国会議員が任意加入していなかったから「政治責任」問題に発展してしまったわけです。法律的には、加入するしないは、本人の意思にゆだねられていたわけですから、違法行為ではなかったといえます。

ただ昭和61年(1986年)4月までのこの6年間、国会議員にとって年金問題はマイナーな話題であったか?と言うと、そうではありません。むしろ、非常にホットな話題でしたし,何よりも優先すべき課題だったといえるのです。

産業構造の変化により財政のバランスが急速に悪くなっていた当時の国民年金の将来を、あるいは公的年金制度全体の将来について真剣に考え、あえて財政が悪化していた国民年金に任意加入し、一国民として今できることを実行していた国会議員がいたならば、ぜひ公表していただきたいと思う今日この頃です。

■関連記事  
あなたの年金額をシミュレーション
あなたのギモンに回答!「国民年金基金」をもっと詳しく
世代別の人気年金プランはコチラ
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます