文章:石津 史子(All About「年金」旧ガイド)
セカンドライフはおまけじゃない!
世界類稀なスピードで、長寿国になった日本。
長寿は本来おめでたいことなのに、世間では「長寿はリスク」などと言って老後の生活に対する不安を話題にしますね。
確かにこのセカンドライフの長さは個々人によって違うし、この長短についてはその時になってみないとわからないから、「寿命=あと何年資金が必要か」が確定しないセカンドライフの資金繰りは、常に生活資金が底をつかないかどうか…の不安と隣り合わせになるかもしれません。
普通に平均余命などを参考にして試算してみても、現役で働いてきた時間に匹敵するくらい長い~という結果がでています。
では、働いて収入を得ることが基本である現役時代をファーストステージとすると、同じぐらい時間があるけれど、現役引退後でしかも不確定要素の多いセカンドステージにおいて、年金が果たしている役割は何なのでしょうか。