文章:石津 史子(All About「年金」旧ガイド)
 
難解な年金語の通訳をすることになった浪速の年金マダム
年金語を通訳するから任しとき!

わたくしは…『年金ってな、「何回聞いても難解」やな。せやさかい、今度手続きしに行くときに、ついてきてくれへんか?』という一言がきっかけで、その難解な年金語の通訳(?!)をすることになった”浪速の年金マダム”。

第1話は、わたくしをこの世界に引きずり込んだおっちゃんのお話です。
 

ちゃんと年金も払ってきたんやから、引退したら年金で生活できるはずや~

この人、あたかも映画のトラさんのように、全国をまたにかけて(?!)仕事してきたということが自慢のようすでした。確かに、その数は13回(転職歴の数)もあったのです。すごいでしょ、これだけでも。ところが、妙に几帳面なところもありまして(これで命拾いする)、転職ごとに会社で作ってもらった名刺を大切にとっておられたのです。

長くて3年、短いものは1ヵ月という職歴を経てきた彼ですけれど、50歳を超えたある日に、引退後の生活を考えたのだそうです。そして、このおっちゃんの出した結論はこうだったのです。

「仕事はいろいろやってきたけど、ちゃんと年金も払ってきたんやから、引退したら年金で生活できるはずや~」ってね。

仕事先で社会保険事務所に行けば年金のことがわかると聞いた彼、おそらく意気揚々と社会保険事務所に行ったのでしょうね。彼から聞いたその時のやり取りを再現するとこんな感じなんです。

相談員 「”か”の付く会社に勤めたことあるか?」

おっちゃん「さぁ~、知りまへんなぁ」

相談員 「それでは、”ゆ”の付くところは?」

おっちゃん「それと年金とどんな関係があるんや。」

相談員 「これらの期間は◎×△××…!!」

おっちゃん「何ゆうてるのか、よう分からんわ。わしも忙しいんや。もう、ええわ!」

さて、それからどうなった!?>>次のページ