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老齢基礎年金の計算方法とは?(3ページ目)

国民年金からの老齢基礎年金と厚生年金からの老齢厚生年金について、その計算方法をわかりやすく解説します。

原 佳奈子

執筆者:原 佳奈子

年金入門ガイド

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日本年金機構のHPを覗いてみよう

老齢厚生年金の計算、どうすればわかる?

「計算してみよう」と言っておきながら、自分で計算することが難しい老齢厚生年金。年金をもらう手続きをするまでわからないままでは、ちょっと困ってしまいます。

そこで、自分で計算しなくても年金額を試算してくれる日本年金機構のホームページをご案内します。

現在50歳以上の人については、インターネットでも、年金見込額の試算の申込みができます。年金手帳を用意して以下のサイトにアクセスしてみて下さい。

年金見込額試算受付

画面の案内に従って、基礎年金番号や名前を入力すると、後日郵送で計算結果を知らせてくれます。

一方、50歳未満の人については、まだ10年以上年金制度に加入し続けなければならないので、個別の年金額は計算してくれません。しかし、別のサイトで、大体の見込み額を知ることができます。

年金額簡易試算

このサイトを利用するときには、自分の加入記録がわかっていたほうがより正確な金額を計算することができるので、加入記録を確認しておくことをお勧めします(「35歳まで!年金加入期間を必ずチェック」参照)。

また、日本年金機構では今年2月からねんきんネットを開設し、いつでも年金の加入記録や年金見込額がネット上で確認できるようになりました。利用に際してはユーザIDとパスワードが必要ですが、以下のアドレスから手続きすることができます。

ねんきんネットサービス

手続き後、ユーザIDとパスワードが郵送されますが、今年度のねんきん定期便に記載されている「アクセスキー」を使用するとすぐにメールでユーザIDとパスワードが返信されます。ねんきんネットではねんきん定期便と同じ内容がいつでも確認できるので、利用してみましょう。

国からの年金がどれくらいもらえるのかを知ることによって、将来の生活設計を描くことがより具体的になってきます。もし早めに「足りないぞ……」と思ったときは、将来の年金額を自分で選択できる国民年金基金に加入したり、預貯金によって備えたり、一般の生命保険会社などの個人年金保険を利用したりするなど、選択肢もたくさんあります。

「まだまだ先のこと」と思わずに、考えてみましょう!

※この記事は、掲載当初協賛を受けて制作したものです。

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