年金/年金関連情報

個人年金あれこれ。どのタイプにする?

公的年金の不足分を補うために有効な個人年金。選択のポイントをみていきましょう。

原 佳奈子

原 佳奈子

年金入門 ガイド

年金・社会保障を軸とした将来生活設計に関する講演・執筆などを行う。また、幅広い業界で企業研修の企画・実施コンサルに携わりながら、公的年金の他、企業年金・個人年金、さらには老後を視野に入れた資産形成に関する啓蒙及び教育活動に携わる。

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自由に選べる個人年金。「どれがいいのかな?」迷っている方、必見です!
「仕事を辞め、第二の人生を楽しもう!」という時期を迎えたとき、好きなことに打ち込んだり、旅行や趣味を楽しんだりするなど、ゆとりある生活を送るためには、収入源が公的年金だけでは足りないでしょう。

老後資金の不足分は自分で準備しなければならないことは、1度このサイトでもお話しました(「年金の不足分、どれだけどう準備する?」参照)。今回は、不足分を準備するための手段の1つである個人年金にスポットを当て、いろいろとご紹介していきます。
 

個人年金、どこが違う?


公的年金は、加入する時の年齢や加入する制度、保険料額、年金の支給開始年齢などを原則自分で選ぶことができませんが、個人年金は、どんな年金に加入するのかを自由に選ぶことができます。したがって、自分で事前にきちんと調べて選択しなければなりません。

最近は、生命保険会社や郵便局だけでなく証券会社や銀行でも個人年金を扱っていますし、年金の種類も増えていて、説明を聞いても「どこがどう違うのかよくわからない…」と感じた人もいるのではないでしょうか?

個々の商品の違いを知るためには、いろいろな角度から個人年金を分類してみることが必要です。例えば、「取り扱う金融機関が違えば全く別の個人年金なのか?」というと、必ずしもそうではありません。同じ個人年金商品を、いろいろな金融機関で扱っている場合があります。

いろいろな個人年金を比較してみると、共通点や相違点を見つけることができます。各社のパンフレットやホームページを見て比較検討するとき、どこに注目するのか、ポイントをある程度絞り込むと、個々の商品の特徴がわかり比べやすくなるでしょう。

それでは、個人年金を分類する手がかりがどこにあるのか、具体的に見ていきましょう。

個人年金を見極める手がかりは?(次ページへ)
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