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当面使わないお金を効率よく預ける方法をアドバイス 300万円の貯蓄どう預ける?(2ページ目)

300万円貯まったら、そろそろ預け分けを考えたい。でも、なぜお金を分けなくてはいけないの?どんなふうに分ければいいの?投資初心者にもわかりやすく素朴な疑問にお答えします。

執筆者:上野 やすみ

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◆初心者向け投資商品はこれ!

★投資信託
投資信託は、複数の株式や債券に投資することができるので、1つの銘柄だけに投資するよりもリスクが分散される効果があります。でも、ひと口に投資信託といっても日本の株式だけでなく、外国株式や外国債券に投資するもの、外貨建てのものなどさまざまな種類があります。
手始めには、株式市場全体に投資するインデックス型が分かりやすいでしょう。日経225やTOPIXなどは新聞やニュースなどですぐに調べることができるので、自分の購入したファンドの動きを把握しやすいメリットがあります。
それから日本の株式市場とは異なる動きをするファンドをもう1つ持っていると、よりリスクが分散されます。例えば、公社債投資信託、国際分散型の投資信託などです。

★ETF(株価指数連動型上場投信)
ETFは特定の株価指数に連動する投資信託ですが、株式と同じように市場で売買でき、上記で説明したインデックス型投資信託より信託報酬などの費用が割安なのが特徴です。
ただ、1万円から購入できる投資信託と異なり、ETFは10万円前後からの資金が必要になること、指数によっては取引量が少なく売買が成立しない日もあります。

★外貨建て商品
海外旅行などで外貨を手にする機会が多いため、初めて投資にチャレンジする人には株式より為替相場のほうが身近に感じられるかもしれません。
外貨投資の魅力は、円よりも有利な金利で運用できること。また、円安によるインフレなどいざというときに資産の目減りを防ぐ役割もあります。
もちろん為替相場の変動によって円に戻した時に損をしてしまう可能性もありますが、高い金利でじっくり運用し、外貨建ての元本を増やしていけば円高に負けない運用も期待できるというわけです。

◆投資の注意ポイント
投資するからには増えて欲しいと期待するのも当然ですが、いくら増えるかは始めてみなければわかりません。今は低金利で預貯金では増えない、だから預貯金以上の利回りができたらOKという気持でやってみましょう。
また、投資先の分散だけでなく購入時期を分散することも大事です。300万円いっきに投資に回すのではなく、一部ずつ行う方が安心です。

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