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この利回りは見逃せない!旅行券積立で有利に増やす(2ページ目)

今年はイラク戦争やSARSで海外旅行をあきらめた人も多いのではないでしょうか。旅行にいくつもりで貯めていたお金を有利に運用できる旅行券積立が、いま注目です!

執筆者:上野 やすみ

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◆注意ポイント
超低金利のご時世に、年利換算1.5%~4%の商品はとてもおトクですが、リスクもあります。

○旅行会社が倒産したらどうなる?
お金を積み立てた旅行会社が倒産してしまっても、保護する制度はありません。これまでも旅行会社が倒産し、すでに払い込んでいたツアー代金がまったく戻ってこなかったケースもあります。
超低金利時に高い利回りを出すのは至難のワザのはず。しかも、イラク戦争やSARSの影響で旅行者が減り、昨年よりも売上は減ってきているのですから、この利回りが経営を圧迫する可能性もあります。
購入する場合には、旅行会社の経営状態もチェックしておきたいところ。また、預け入れ期間はなるべく短期にしておき、早めに旅行券を利用してしまう方が無難でしょう。

○満期前に解約したら?
途中で解約しても現金ではなく旅行券で払い戻されます。また、約束された利回りを下回る可能性もあります。使う時期に合わせて満期を設定するようにしましょう。

○旅行券の使える範囲は?
旅行券は、国内・海外のパッケージツアー代、航空券、各種乗車券、宿泊券、レジャー施設の入場券、レンタカー手配など比較的幅広く利用できます。
ただし、トラベラーズチェックやギフトカードなどは購入できません。JTBなど一部の旅行会社では、JR回数券の購入は不可です。

このような点に注意して、上手に旅行券積立を活用してみましょう。

各社の詳細はこちら
◆JTB旅行積立「たびたびバンク」
◆近畿日本ツーリスト「旅したく」
◆日本旅行「ドリームプラン」
◆東急観光「ときめきプラン」
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