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知っておきたい女性特有の病気と治療費

年代別・女性の医療保険の考え方

どんなに健康管理に注意していても、不幸にして病気になってしまうこともあります。入院しなければならない病気は60歳以降に急速に増えますが、20代、30代でも10万人のうち500人は入院しているという統計があります。しかも、この年代は男性よりも女性の方が入院率が高いのです。



出産にまつわる病気が多いということもありますが、子宮筋腫や卵巣のう腫などは20代、30代のシングル女性でもかかる可能性がある病気です。特に子宮筋腫の発生率は35歳以上の女性で約20%といわれています。

<関連サイト>
女性特有の病気(All About Japan女性の健康)

では、子宮筋腫手術で入院した場合にいくらの費用がかかるのでしょうか。治療の中身、入院期間等によっても異なりますが、入院9日間で、一般的な手術、検査を行った場合の目安は次のようになります。

●子宮筋腫核出術 8泊9日入院した場合の医療費目安
・指導(薬剤指導)      3,500円
・投薬              2,890円
・注射(点滴注射等)    18,020円
・処置(ネブライザー等)   2,680円
・手術            221,000円
・検査(血液検査等)    19,820円
・入院基本料       154,000円
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合   計      422,350円

※その他 食事負担 1日780円

(参考資料:三重県立総合医療センターHP)

治療費の合計は422,350円。このうちの3割=126,710円が自己負担となり、その他に食事負担9日分7,020円を合わせた133,730円を病院の窓口で支払うことになります。

●高額療養費で払い戻し
この133,730円のうち食事負担を除いた126,710円は、健康保険の高額療養費から払戻しを受けられます。

それにより自己負担する金額は72,300円+(全体の医療費422,350円?241,000円)×0.01=74,110円となり、それを超えた52,600円が払戻しされます。

結果、最終的に自己負担する金額は、食事負担と合計した81,130円となります。

●最新技術は健康保険が適用されない
最近では、子宮への血流を止めて筋腫を壊死させる子宮動脈塞栓術や、切らずに治療でき日帰り手術が可能になった集束超音波治療という新しい治療法も導入されています。いずれもまだ健康保険の適用はなく、子宮動脈塞栓術では約45万円、超音波治療では約50万円の治療費が自己負担となります。
術後の回復が早いのはとても嬉しいですが、治療費が高いのは難点。最新治療を受けたいなら貯蓄や保険でしっかり備えておく必要がありそうです。

女性特有の病気は、徐々に腹部に圧迫感を覚えたり、貧血気味になったりという症状がでるそうですが、急激にではなく徐々に起こってくるので自覚されないことが多いそうです。
早期発見できるように、年1回は検診を受けるように心がけたいものです。

次回は『女性のための入院保険』です。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。