結婚式の費用の準備方法
結婚費用として親からの援助があった人は全体の78%。その援助額の平均値は198万円となっています。先ほどの調査によると、挙式・披露宴・披露パーティの費用の総額は330万円ですが、結納や新婚旅行費用も踏まえた金額は433万円というデータがあります。つまり、結婚にまつわるお金の約半分は、親から出してもらっているということが読み解けますね。残りのあと230万円については、彼と半分ずつ貯金から出し合うと思っておきましょう。すぐに貯められる金額ではないので、まだ結婚の予定がない人も今から少しずつ貯めておいた方がいいかもしれません。
貯金をしなくたってご祝儀があるから大丈夫なんじゃない?という声も聞こえてきそうですね。たしかに、結婚式をすると招待客からご祝儀をもらえるのが一般的。そのご祝儀の平均的な金額は、総額で223万円というデータがあります。計算上は、貯金しなくてもご祝儀でだいたい賄えてしまうことになります。
ただし、このご祝儀を当てにして結婚式を挙げるのはちょっと危険です。なぜなら、結婚費用のなかには本番前に支払いを済ませるものがたくさんあるので、結婚式が終わって初めてもらえるご祝儀ではスケジュール的に間にあいません。さらに、もしも予想の金額に足りなかったときには、取り返しのつかないことになってしまいます。
つまり、イマドキの結婚式にかけるお金をまとめてみるとこうなります。
二人の実家からそれぞれ100万円ずつ出してもらい、彼と自分の貯金から合計230万円を出して結納~挙式・披露宴~新婚旅行を行います。自分たちで出したお金とほぼ同額のご祝儀がもらえるので、それを結婚後の新生活や出産、マイホーム購入などの資金として役立てていくとことに。これなら理想の結婚式を挙げたあとの新生活も順調にスタートできそうです。みんなにお祝いしてもらって、素敵な結婚式をしてくださいね。