マネープラン/シングル女性のためのマネープラン

ココ・シャネルに学ぶシングル女性の生き方(2ページ目)

生涯独身を貫き通したココ・シャネルと、離婚後ひとりの男性を愛し続けたキャサリン・ヘップバーン。歴史に名を残すこの2人の女性に共通する生き方は、現代女性にも参考になります。

執筆者:上野 やすみ

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妻子ある男性を愛し続けたキャサリン・ヘップバーン

結婚できない状況の中で、一人の男性に添い遂げた人生を「幸せだった」とキャサリン・ヘップバーンは語る
「もう1人、紹介したいのはアメリカの女優キャサリン・ヘップバーン。彼女は一度結婚をしましたが、破局。最後の数十年間は独身で、一人の男性(名優トレイシー)を恋人とし、生きました。自伝があり、幸せだと言い切っています。」(山口さん)

キャサリンはアメリカの上流階級の家庭に生まれ、12歳で演劇の世界へ。19歳でフィラデルフィアの名門の子息と結婚しましたが、6年後に離婚。その間もさかんに演劇活動は続け、26歳でオスカー賞を獲得しました。離婚後も、大物プロデューサーや大富豪と自由に恋愛を楽しんでいた彼女が34歳のとき、俳優のスペンサートレイシーと初共演したことをきっかけに2人は恋に落ちました。

しかし、トレイシーには妻子があり宗教上の理由で離婚はしなかったので、2人はいわゆる「不倫」という立場。それでもスキャンダルにうるさいハリウッドでも黙認され、ひとつの愛の形として語られるようになりました。トレイシーが67歳で息を引き取るときに、最期を看取ったのはキャサリン。「とにかく私たちは27年間をともに過ごした。その歳月は私にとって至福の時間だった。愛という言葉を私は使いたい。」と彼女は語りました。

生き方のポリシーが人を輝かせる

シャネルもキャサリンも、富と名声を得ながらも自分なりの愛を貫いて人生を全うしています。孤独を感じたこともたくさんあったと思いますが、しっかりとした「自分」というものを持ち、自信を持って生きている姿は同性から見てもかっこいいですね。2人のようにスペシャリストな仕事はできないかもしれないし、そんなに大金を稼ぐことは難しいかもしれないけれど、「自分を表現していく生き方」は私たち女性の模範となるのではないでしょうか。
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