親同居シングルの9割が親に頼っている
肩もみだけでごまかさないで!あなたは親にいくら納めていますか?他人の財布をのぞきながら、あなたの家計も見直してみましょう |
全国20歳以上35歳未満の男女3000人を対象にした「若年層の意識実態調査」(2003年内閣府調査)でも同様に、シングルのうち親と同居している人の割合は約7割。そして、「家賃、食費、水道光熱費、電話代」といった基礎的な生活コストを親に頼っている人は9割いるという結果がでました。このうち、半分以上の基礎的な生活コストを親に依存している人の割合は、7~8割を占めています。
<基礎的生活コストの親への依存度>
資料:「若年層の意識実態調査」(2003年内閣府)
親にお金を納めている人の平均額は3.5万円
ほとんどの親同居シングルが基礎的な生活コストを親に頼っているという結果がでましたが、中にはきちんと親にお金を渡している人もいます。親同居シングルの人のうち、親にお金を納めている人は約6割、金額は1ヶ月当たり3.5万円となっています。一方、非親同居シングルの場合は、約3割の人が1ヶ月当たり3万円のお金を納めており、親同居シングルよりも割合は少ないものの、金額的には5000円の差にとどまっています。
<親に納めているお金>
資料:「若年層の意識実態調査」(2003年内閣府)
でも、親と同居ならお金にもゆとりがありそうなものなのに、なぜ4割の人が親にお金を渡していないのでしょうか?