働くスタイルを変えられる力を身につける
仕事も家庭も“わたしらしく”かかわっていきたい |
企業に雇われて働くスタイルには、パート、アルバイト、契約社員、派遣社員などがあるので、働ける日数、時間を考えて選ぶのも1つの方法です。最近では、1つの仕事を複数人で担当する派遣制度を導入しているところもあります。妊娠中のときには自分の体調が急変する可能性もありますし、子育て中なら子どもが熱を出した場合などに仕事を休まざるを得ないこともあるでしょう。そのような場合でも、互いに助けあって仕事を進めていくことができる制度です。
子どもを保育所に預けるための費用もかかるので、収入よりも保育費の方が高くなるというケースもあるかもしれませんが、キャリアを継続していくための投資と考えてみるといいでしょう。
時間の自由という点ではフリーランスという働き方があります。パソコンでの資料作りや情報収集など在宅でできるものもあります。フリーで働くには特別な能力がないとできないのでは?と思われがちですが、事務や営業など会社で身につけた能力を活かすこともできるのです。
また、今までやってきたことや、自分の得意なこと、好きなことを活かして働きたいと起業をする女性も増えています。起業した女性にお話をうかがってみると、
「子育てしながら働き、家事もこなすのは大変。そこで、家事を代行するサービスを提供する会社を自分で創りました」
「妊娠中に太ってしまい、なかなか痩せることができなかったのですが、ヨガで痩せることができたので、産後の方を対象に自宅でヨガ教室を始めました」
など、事業のヒントはとても身近なところにあることがわかります。女性ならではの視点を活かして新しいサービスを生み出すことにチャレンジしてみるのもいいですね。
フリーランスや起業の場合、鍵となるのは「人脈」。最初にもらった仕事は会社員時代にお世話になっていた人から、というケースがとても多いのです。今は会社員だから関係ないと思わずに、同じ会社の人、お取引先の人、異業種の知人などと信頼関係を築いていくことが大切です。
このように自分軸を持つこと、働くスタイルを変えていけることで、人生の選択肢は大きく広がりますね。そして、マネーコントロール力もあればより一層、思い切った選択もできると思います。
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