高校受験/高校受験の基本情報・勉強法

高校受験 塾・家庭教師の選び方(2ページ目)

いまや「中学生の2人に1人が塾に通う」時代。家庭教師・塾選びの時に注意したい、「いつ(どのタイミングで)」「どこへ(集団式か個別式か)」という2つのポイントを中心に紹介します。

伊藤 敏雄

執筆者:伊藤 敏雄

学習・受験ガイド

「大手」か「個人」か、どこの塾へ入れるべきか?

大手学習塾の良さは、校舎(教室)がたくさんあり、通いやすい地理条件へ通える点や設備やカリキュラムが充実している点が挙げられます。大手学習塾の中には、いわゆる進学塾と位置づけられるところもあり、主に難関進学校の合格実績に定評があります。オリジナルのテキストが使用されることが多く、学校の授業中心というよりは、進学塾独自の授業が中心となります。ITを駆使した授業や教材、セキュリティシステムの導入にも積極的です。

一方、個人塾の良さは塾生の多くが通っている中学校の授業に合わせた指導が中心になるなど、地域に根ざした指導が挙げられるでしょう。個人塾の中には、経営者が元学校教員というケースがあるなど、その地域に根ざした指導に定評があります。学力中・下位層を対象とした「補習塾」から、学校の授業内容の理解から高校受験までを目標とした「総合塾」まで、幅広い形態があるのも特長です。

■学習塾の指導形態と特徴

学習塾の指導形態と特徴

学習塾の指導形態と特徴

どちらが良いとは一概には言えませんが、子どもの基礎学力や個性に合った学習塾が最もいい学習塾と言えます。

例えば、学校の授業内容が全くわからないなど基礎学力が不十分な子は、大手塾の集団一斉型授業についていけないのは目に見えています。その場合は、個人塾や大手塾の中でも個別指導型の塾に通わせるのが良いでしょう。逆に、学校の授業が簡単すぎてつまらないという子には、大手進学塾に通わせるのがいいでしょう。
 

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