高校受験/推薦入試・内申書・通知表

高校受験 推薦入試・面接対策(2ページ目)

推薦入試でのポイントは調査書と面接。最近では高校受験でも自己推薦形式を導入している地域もあるなど、推薦入試も多様化の時代。推薦入試におけるポイントと面接対策を紹介します。

伊藤 敏雄

執筆者:伊藤 敏雄

学習・受験ガイド

面接ではこんなことが聞かれる

面接対策本、高校入試受かる「面接」(学研)

面接対策本、高校入試受かる「面接」(学研)

面接で聞かれる内容は、「中学校生活の思い出」「高校生活で何に力を入れたいか」など、受験生の学ぶ姿勢や考え方、普段の様子についてがほとんど。

  • やる気や勉強する姿勢
  • 性格
  • 服装や態度
  • 趣味や好きなこと
  • 生活習慣
面接では、最低限の常識や基本的なコミュニケーション力を見ているだけなので、しっかりとした受け答えができればそれで十分です。

ただし、答えた内容が志願理由書や自己PRカードに書かれた内容と大きくかけ離れている場合や、言葉遣いや態度などが極端にひどい場合は、大きなマイナス点になります。

また、身なりを整えておくことも大切。2008年神奈川県の県立神田高校入試で、服装や態度が不適切な受験生を不合格とした問題がありました。このようなケースは例外としても、やはり第一印象が大切と言えるでしょう。

広がる特色化選抜

最近では推薦入試も多様化し面接のほかに、作文や小論文、適性検査や実技試験を実施するところもあります。また、志願理由書や自己PRカードなど、従来型の推薦入試にとらわれない入試形態をとる地域もあります。

このような入試形態を「特色化選抜」と呼びます。特色化選抜を行っている地域は、東京、神奈川、千葉、群馬、岐阜、三重、大阪、京都、兵庫、奈良など、ここ10年ほどで急増しています。

推薦入試や特色化選抜の実態は地域や学校によって異なるので、一般入試以上に情報収集と対策が必要になってきます。いずれも、中学校を通して申し込むことになりますので、詳しいことは学校の先生に尋ねるようにしましょう。

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