公立校も中高一貫校の時代

公立校でも中高一貫校が新設されるなど、高校受験を取り巻く環境は変わりつつあります。

関東地方では、2005年に東京都立白鴎高等学校・附属中学校、2006年に東京都立両国高等学校・附属中学校、2008年に都立武蔵高等学校・附属中学校がぞれぞれ新設されました。2008年には、県立千葉高校に併設された県立千葉中学校が新設されました。こちらは2009年度の募集定員80名に対して、受検希望票提出者数は1,440名の人気ぶりです。

関西地方では、2004年に京都府立洛北高等学校・附属中学校、2006年には京都府立園部高等学校・附属中学校がそれぞれ開校しています。2008年には、大阪で総合学科・演劇科・食物文化科の3学科を設置した併設型中高一貫校として大阪市立咲くやこの花中学校・高校が開校しました。

こうした公立校中高一貫校は今後も増え続けると予測されるため、公立高校へ進学するための「中学受験(受検)」を念頭に入れておかなければならないケースが増えるかもしれません。
 

進む「高大連携」

「高大連携」が広がることで受験勉強が大きく変わる可能性も
「高大連携」が広がることで受験勉強が大きく変わる可能性も

近年の大きな動向としては、大学側が高校生に学部や学科等の選択に役立つ講義を提供することで学習意欲の喚起をはかったり、これらと連動した協定校推薦入試の拡大をはかるなど、「高大連携」が始まっています。

関東では、関東学院大学が2008年度から新たに神奈川県立横須賀明光高校と神奈川県立横浜国際高校を高大連携指定校に指定し、2都県19校で高大連携をしています。関西でも、立命館大学が京都市立堀川高校や清風高等学校など、21の府県と地域の64校(2008年度現在)と高大連携に関する協定を締結しています。

こうした高大連携は今後ますます進んでいくと考えられるため、偏差値にとらわれない志望校選びが重要になってくることでしょう。

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