Aさん
Aさんは30歳の若さで今は年収3000万円ですが、この収入を得られ始めてから、さほど年月がたっていないだろうことは想像できます。その中で、すでにマンション、自動車、ヨットとかなりの資産を保有しているということは、莫大な借金を抱えている可能性があります。たしかに、収入は多いのですが、もし、健康を害するなどすると、たちまちお金に困ってしまう可能性もあります。
Bさん
一方、Bさんは、すでに年金生活に入っており、収入はあまり期待できません。しかし、貯蓄が2000万円あり、ローンもありません。自分の持っている虎の子のお金を貸す相手としては、返済がより確実と思われるBさんの方が適しているかもしれません。
Aさんも、年収が3000万円もあるわけですから、400万円くらいの返済は可能かもしれませんが、Aさんに期待するものは高い収入ですので、お金を貸す相手(債券としての投資対象)よりも、利益を期待する株式としての投資対象として向いているかもしれません。