干支で占う2018年の株式市場。「戌年」はどうなる?
相場格言どおりに株価は動いているの?
辰巳(たつみ)天井、午(うま)しり下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ。戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)はつまづき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる。
年末年始になると、この相場格言をよく耳にします。昨年は、予想以上に株価が上がり、さらに「戌は笑う」ということで、例年よりもこの格言を聞く機会が多いように思います。
そこで、ほんとうに株式相場は格言どおりに推移しているのかどうか調べてみました。1949年~2005年まで毎年の株価の収益率を計算し(TOPIX)、さらに干支別に平均をとりました。
もう一度格言を…。辰巳天井、午しり下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまづき、寅千里を走り、卯は跳ねる。
干支別・年平均収益率、格言どおりに
分かりやすくするために、上記の各収益率を累積してグラフにしてみました。
相場格言どおりに相場が動くというきれいな結果となりました。