最初は誰でも、少しドキドキするものかも?! |
「誰にとってもベスト」というものはありません。「ハラハラドキドキは苦手なので、ゆっくり資産を増やしたい」という人もいれば、「最初は多少の損を覚悟で、新しいことに挑戦したい」という考え方の人もいます。
今回は、性格や考え方別に、預金オンリーを卒業するためにおすすめの商品をご紹介します。
【INDEX あなたはどのタイプ?】
■「元本割れが怖くてたまらない」人は……P1
■「儲かる楽しさを味わいたい」人は……P2
■「難しすぎて最初の一歩がなかなか出ない」人は……P3
■次の人は、このシリーズ第2弾をご覧ください。
「お金が無いから投資が出来ないという人」
「ある程度お金が貯まったから運用してみたいという人」
「すぐに結果が出ないとイライラするタイプ」に
●次回以降、「毎日、お金のことを考えるのは嫌だ」「短期間で大儲けに挑戦したい」「完璧を目指したい」「おまけが欲しい」など、様々なケースを予定しています。
元本割れが怖いという人は、「個人向け国債」
最初の一歩は、無理しない範囲でOK! |
個人向け国債は、国が発行する債券です。債券とはお金の借用書であり、国が発行する国債、企業が発行する社債などがあります。「国債を買う」ということは「国にお金を貸して、借用書を受け取る」というのと同じこと。あなたが国に貸したお金、つまり国債を買った代金は、国の事業などに充てられます。
個人向け国債の場合、借用期限(国債の満期)が来たら元本が返ってくるほか、それまでの間、半年ごとに利息が受け取れます。
通常の債券は、買った後に別の人に売ることもできますが、個人向け国債はできません。現金化したい時は、中途解約が必要です。満期まで持つほうがお得なので、そのつもりで投資することをおすすめします。
参考: 想定の範囲内?個人向け国債のこんなリスク
種類
■変動10年満期は10年。金利が半年ごとに見直される変動金利型。発売時点の金利は「固定5年」に負けますが、金利が上昇してくれば追い抜く可能性も!
■固定5年
満期は5年。金利は満期まで一定。発行時点での金利は、同時期の変動10年や銀行定期預金よりも高い(2008年8月現在)
参考: どちらが有利?個人向け国債vsネット定期
どこで買える?
銀行、郵便局、信用金庫、証券会社など、ほとんどの金融機関。たま~に手数料が必要になることがあるので事前に確認を。ひとこと
元本割れがない安心感がありますが、金利が低い今、お金を大きく増やすのはムリです。個人向け国債はあくまでも最初の1歩と考えて、ぜひ第2歩、第3歩と進んでください。「儲かる楽しさを味わいたい」人は、次のページへ!