【Contents】
1.子どもに教えたい経済の仕組み(1ページ目)
2.株式投資から学べること(2ページ目)
3.パパとママのサポートは必須(3ページ目)
4.そもそも子どもが株式投資できるの?(4ページ目)
5.子どもが株式投資を始めたらその1年後は?(5ページ目)
子どもに教えたい経済の仕組み
子どもは大人になっていく過程で、自分自身の実体験から当事者意識をもって多くのことを学びます。教育に関することは学校で学び、家庭や家族のことは親や他の身内から学びます。一方で、経済や金融のことはその道の勉強をする学校にいかない限りなかなか学ぶ機会がないという状況です。場合によってはそのような知識や経験がないまま、一人で社会にでて、いきなりそれらに取り囲まれてしまいます。
当然、社会人になって間もないという状況では、判断する能力も十分には備えられずに、選択を間違ってしまったり(安易な借金や、大人に勧められるがままに必要性の薄い高額な死亡保障の保険契約をするなど)、あるいは間違った選択をなるべくしないように保守的に偏ってしまうことも多々あります。
■経済の仕組みを教えるなら社会に参加させるのが一番
子どもに経済を把握する力をつけていきたい |
基本的な経済の仕組みなども理解し、一定の判断力や今後の環境の変化に柔軟に対応できるように力をつけさせてあげたいと考えるなら、子ども自身が当事者となって自分自身のこととして捉える環境を作るという意味で、株式投資を本人の意思(未成年なので取引には親の承諾が必要不可欠です)と本人の考えで実際におこなわせるというは非常に効果的な方法と言えます。
別の記事でも書きましたが、銀行に自分の口座を開いて実際に預金をするというのも有効な方法の一つです。
参考記事
・子どもの金銭感覚の磨き方 [All About ファミリーのためのマネープラン]
・2006年 お年玉のいかし方 [All About ファミリーのためのマネープラン]