家計簿・家計管理/家計管理の基本

人生の収支を黒字に変える3つのポイント(4ページ目)

ズバリ!あなたの人生の経済的なゆとりを生みだすポイントをご紹介します。

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

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賢く金融商品を活用する力をつける


人生全体の家計管理とマネーバランスをとることで、家計のお金の流れは大きく変わります。続いて、財産を増やす強い味方である金融商品の活用で、さらに家計をパワーアップさせていきましょう。

資産運用
同じ金額でも、ただなんとなく貯めるのと、上手に金融商品を活用しながら貯めるのとでは、時間の経過によって数千万円の違いになることも
前ページの例で表現すると、年間60万円(5万円/月平均)の積立をする場合、その受け皿を普通預金として、金利ゼロで計算しても20年間で1,200万円、30年間では1,800万円貯まりました。

同じことを外国債券型の投資信託(再投資タイプ)などで利回り5%で行うと20年間で約2,055万円、30年では約4,160万円になります。

さらに日本株式型や外国株式型の値上がり重視の投資信託などを上手に組み合わせると、申込手数料や信託報酬などのコストを除いても、8%程度は狙えます。その場合は同じ積立額で20年後は約2,945万円、30年後では約7,451万円に財産が育つことが見込めます。

いずれの場合もリスクとも上手に付き合いながら、リスクを小さくしたり避けたりしながらコントロールしていく努力も忘れてはいけません。

しっかりと身につけたい金融商品知識


預貯金・運用商品(投資信託・株式・債券など)・保険・ローンなどの主要なものについては、基本を理解しておきましょう。

「急がば回れ」です。内容もわからないままアレコレと金融商品を購入するより、まずは金融商品について学ぶことから始めて、上手に活用していくことをおススメします。

オールアバウトでも多様なマネーセミナーなどを行っています。全国でもカルチャーセンターなどで、ファイナンシャル・プランナーがライフプランやマネープラン・資産運用・保険などについて、講座なども数多く行っています。また、マネー関連の書籍などもかなり出版されています。

思い切ってファイナンシャル・プランナーの資格にチャレンジして、自分や家族の人生設計やマネープランを作れるようになったり、金融商品を選ぶ力をつけるのも方法の一つです。

資格取得については日本ファイナンシャル・プランナーズ協会のHPでチェックできます。

金融商品を取り扱う金融機関と消費者とでは、知識面でやはり金融機関の方が優位な立場にあることが多いです。金融機関が売りたい金融商品を買わされるのではなく、自分自身で目的や人生計画に合わせて商品選びができるようになれると理想的です。

上手に財産を作っていきたいなら、金融知識を身につけて、財産を短期・中期・長期運用に配分し、効率よくそれぞれにフィットする金融商品を活用しながらお金を育てていきましょう!

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