毎月の貯蓄目標は?
DINKSの毎月の貯蓄額はどのくらいだろうか? |
毎月の可処分所得(給料から税金・社会保険料を控除したもの)から毎月の実支出を引いたものを貯蓄額として計算すると、夫30歳未満の世帯では4万円、夫30~39歳の世帯で7万円、夫40~49歳の世帯で4万円になっています。月の可処分所得に対して、10~15%の金額を貯蓄目標に設定するのが平均的と言えるでしょう。最初に立てる貯蓄目標値として、平均額以上は目指したいものです。
ここで注意しなければばらないのは、「貯蓄をしよう!」と意気込んで、無理な貯蓄目標を設定しないことです。無理な貯蓄額を設定すると、生活費などを切り詰めなければならず、途中で挫折してしまいます。一度貯蓄を断念すると、再び貯蓄を再開する気持ちになりにくくなります。貯蓄のために働くのではなく、生活を楽しむために働き、必要な分は貯蓄に回すという気持ちが大切です。
夫40~49歳で毎月の貯蓄額が減っていますが、ある程度貯蓄ができたため、 貯蓄よりも消費にお金をかける割合が増えているようです。 ※総務省統計局「平成16年全国消費実態調査(特定世帯)」より |
今回の記事では、「貯まる!貯蓄術」の前編として、独身時代のライフスタイルの見直しの必要性、家計予算の立て方、貯蓄目標額の決め方、について書いてきました。後編では、上手な貯蓄の方法、予算達成のためにできること、について書きたいと思います。後編を乞うご期待!
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・貯蓄の基礎知識(All About家計管理)