2人の老後の住まいをどう確保する?

庭付戸建て
老後は2人でゆっくり花の手入れをしたい……ということは今から戸建てを買う方がいいの?
購入と賃貸を比較する際、老後の住まいも重要な要素と言えます。購入のメリットとして老後の住居の確保が可能、賃貸の場合のデメリットとして老後の住居の確保ができず不安と一般的に考えられます。では、実際にどうでしょうか?

■購入でも老後は安泰とは言い切れない!
購入の場合、住宅ローンが終わってしまえば、住居費の負担は少なくなるでしょう。また、自分の持ち物なので、賃貸と違い「貸してくれない」という不安は一切ありません。でも、注意点は、戸建てにしろ分譲マンションにしろ、長期間使用すると物件は相当傷みます。老後、更に10年・20年と住むことを考えると、大規模な修繕は必要です。購入すれば、老後は安泰とは言い切れないかもしれません。

■高齢者向け賃貸市場は、将来は有望!
一方、賃貸の場合、老後の住まいの確保に対する不安が強いようです。民間の賃貸住宅市場では、大家さんが、家賃の不払い、病気、事故のことを考えて、高齢者の入居を拒否することが多く、「高齢者が賃貸住宅を借りるのは難しい」と一般的に考えられていました。

ところが、急速な高齢社会の発展に対応して、高齢者が安心して生活できる居住環境の実現を目的に、平成13年8月に「高齢者の居住の安定確保に関する法律」が施行されました。この法律に基づき、高齢者の入居を拒まない賃貸住宅の登録制度(高齢者円滑入居賃貸住宅登録制度)が創設されました。「高齢者住宅財団」のホームページで、この制度によって登録された賃貸住宅を検索することができます。2006年11月4日時点で、全国で96,130戸(東京14,833戸、大阪9,269戸)の登録があります。

民間の賃貸市場でも、今後の高齢社会の賃貸住宅需要に対応して、高齢者のライフスタイルに合った設備・環境を備えた高齢者専用の賃貸住宅を提供している業者もあります。このような高齢者向けの賃貸住宅市場の動向もチェックする必要があります。

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