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お布施の準備(2ページ目)

「お布施はいくら包めばいいのでしょうか?」お布施について、多くの人がその金額について関心を持っています。そもそもお布施って何を意味するのでしょう?また、お布施の相場、書き方などについてご説明します。

吉川 美津子

執筆者:吉川 美津子

葬儀・葬式・お墓ガイド

法事・法要のお布施

法事・法要のお布施の相場は、1~10万円くらい。関東圏では年忌法要1法要に対して3万円くらいが最多価格帯といわれています。また四十九日法要については、通常の法要よりも少し多めに用意します。

場合によってはお布施とは別にお車代、お膳料として1~3万円を別に包みます。さらに卒塔婆を立てる場合には、卒塔婆料が必要となります(1本3~6千円くらい)。

お布施の包み方

お布施など宗教者へ包む場合、表書きに薄墨は使いません。
お布施など宗教者へ包む場合、表書きに薄墨は使いません
白い封筒か奉書に「御布施」「お布施」と書きます。「戒名料」「御経料」「回向料」という言葉は使いませんので注意しましょう。中には白封筒ではなく、「寺院の行事は赤、葬儀・年忌法要は黒か双銀か黄白の水引を使用したほうが良い」という意見もありますので、地域の事情に詳しい人や、寺院に直接訪ねてみると良いでしょう。

渡す際には手渡しせず、袱紗や風呂敷などに包んだり、お盆にのせたほうが失礼になりません。

仏式以外の宗教者への表書きは?

神式の場合は「御祭祀料」「御榊料」「御礼」、キリスト教の場合は「献金」「御礼」などが適当です。

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