資産運用/資産運用をするときの鉄則

マンション投資のリスク(収入編)(2ページ目)

マンション投資をする際に、できれば避けたい収入減や支出増。それがあまりに想定の範囲を超えていると、立ち直れないことも。今回は、マンション投資における収入減の要因とそれを防ぐための対策を検証します。

久谷 真理子

執筆者:久谷 真理子

住宅購入のお金入門ガイド

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賃料下落のリスク

今月のローン返済、どうしよう……
今月のローン返済、どうしよう……
賃料の見直しは、契約の更改や入居者の入替えのときに行われるのが一般的です。その際、現在の賃料が近隣の賃料相場と比べて高いと、賃料を下げざるを得ないことがあります。その場合には結果として、収入減になってしまいます。

マンションが古くなると、新しい頃に比べて賃料が下がるのは仕方のないことです。投資をする前から賃料の下落についてはある程度見込んでおくことが必要でしょう。

賃料滞納のリスク

入居者がいても、賃料を滞納されてしまうと収入はゼロに。本人はもちろんのこと連帯保証人への請求など、わずらわしいことも多く発生するうえ、滞納分を回収できる保証もありません。それに加えて新しい入居者を積極的に探すこともできません。

入居者の中には、職を失うなど不可抗力によって賃料を滞納するという状態になってしまう人もあるでしょう。しかし、入居時の調査を慎重に行うことで、滞納の可能性がある人の入居をある程度防ぐことはできそうです。

また、入居者や保証人との交渉ごとは、賃貸管理をする業者に任せることもできます。滞納保証をしてくれる賃貸管理業者も増えています。保証の内容や条件については吟味する必要がありますが、賃料の滞納による収入減対策として考えてみてもよいのではないでしょうか。

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