通夜・葬式・火葬の手順/葬儀の手順・手続き

臨終から安置までの流れと進め方(3ページ目)

危篤を告げられた時から臨終・安置までの流れとポイントをまとめました。

吉川 美津子

執筆者:吉川 美津子

葬儀・葬式・お墓ガイド

臨終から搬送までのQ&A

画像の代替テキスト
安置をする際には葬儀社が準備した枕飾りをセットします。(飾り方は宗旨・宗派、地域、寺院によって異なります)
Q:
病院から紹介された葬儀社に搬送をお願いしたら10万円以上も請求された!
A:
寝台車の営業については陸運局の許可制になっており、勝手に料金を決めたり変更することはできません。営業時間帯等にもよりますが、搬送だけなら10キロ圏内で1万5千円くらいです。
葬儀社が棺を持参してお迎えに来た場合には、すぐに納めずに棺の費用や材質などをたずねて、納得したうえで遺体を納めます。病院から搬送する時点で必ず納棺しなければいけないというわけではありません。
(棺に納めなければいけない遺体もあります。また棺に納めることを条件とする安置室・保冷庫もあります。)

Q:
自宅で突然死。どうしたらいいかわからない。
A:
遺体に触れたり動かしたりせず、すぐに警察へ通報します。警察医による検死が行われ「死体検案書」が作成されます。特に事件性がなければそのまま遺体を引き取って安置することができますが、犯罪に関係する可能性があれば司法解剖されることになります。

Q:
葬儀社へはいつ連絡する?
A:
医師から死亡が伝えられたら葬儀社へ連絡します。その際には
  • 故人の名前、年齢、性別
  • 病院(お迎え場所)の名称、住所、電話番号
  • 搬送先の名称・住所、電話番号
  • 電話をかけた本人の名前・故人との関係、連絡先の電話番号
    等のほか、
  • 亡くなった状況や遺体の状況
  • 宗派の確認
等、必要に応じて葬儀社へ伝えます。

できれば身内の死が近いと予想される場合には、事前に葬儀社へ相談しておくことが望ましいでしょう。事前に情報があると、葬儀社側でもベストな方法で故人をお迎えする準備を整えてくれます。
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