実録!投資用マンションを手放すとき・前編
実録!投資用マンションを手放すとき・後編
マンション投資で失敗しないための3つの鉄則とは、次の3点です。
【記事のインデックス】
賃料の下落を前提に試算する……1P目
金利の上昇を見込む……2P目
「終わりにできる」選択肢を持っておく……2P目
賃料の下落を前提に試算する
今の賃料がいつまでも確保できるわけではない… |
マンションが古くなっていくにつれ、賃料は下がっていくものです。新築のときには、「新築だから賃料が高くてもOK!」と納得のうえ入居してくれる人もいるでしょうが、Fさんの事例でも分かるとおり、中古物件に「相場+α」の賃料を期待するのは甘い!のです。
今後の景気次第では、賃料が上昇していくことも十分に考えられますが、現時点でそれを見込むのは少々危険です。マンションが古くなっていくことを考えて、はじめから賃料の下落をある程度見込んでおきます。相場については、地元の不動産屋さんにアドバイスをもらうのもいいでしょう。
(Fさんの事例では直接の原因にはなりませんでしたが、収入減の原因としては、そのほかに部屋が空いてしまう可能性と賃料を滞納される可能性などを考慮します。)
次ページでは、2つ目と3つ目の鉄則を解説!